対等な立場として
教務職の業務内容は【受講生を合格まで導くこと!】ですが、その為に行っている主な業務としては講習日に向けた<講習準備>と当日の<教室運営>となります。
準備、運営と単語で表すとシンプルですが、準備の中には「資料や教材の準備、会議に参加、受講生への連絡」が含まれ、教室運営の中では「遅刻者へ連絡、補講の設定、宿題提出の確認、講師の先生と連携し講習内容を打ち合わせ」することも含まれています。単純なようで奥が深く、実は言い切れないほどに細かく受講生フォローを行っています。
そして、1週間滞りなく当日の講習がスムーズに進むように、最終的には1人でも多くの受講生に合格してもらえるよう考えて動く必要があります。
中でも大切にしていることが受講生との関係性です。担当クラスの受講生とは、約半年~1年近くお付き合いします。仕事の状況やプライベートな悩みなど、勉強のモチベーションが上がり下がりすることは日常茶飯事です。そんな時は、先生としてでもなく友達としてでもなく対等な立場としてカウンセリングを行っています。時には厳しく言う必要があるかもしれませんが、まずは受講生から親しみやすく話しやすい、対等な相手だと思ってもらわなければ話さえもしてくれませんし、言うことも聞いてくれません(笑)
講習日は受講生と唯一直接話せる日なので、可能な限り教室に入るようにして、とても大切な時間にしています。
高実績を出すために
やはり合格発表日におめでとう!!連絡をする時や、合格者をお祝いする合格祝賀会の時は1番嬉しいですし、やりがいに感じます。
特に思い出に残っていることでは、合格発表日当日こちらから電話をする前に受講生から連絡があり、
「何度も励ましてくれたり声かけてくれたり、ありがとうございました!」
という言葉を頂いたときはとても嬉しく感じたのを覚えています。
ただそんな瞬間は年に何回もある訳ではなく、あくまでも最後の集大成です。普段仕事をしていく中では、次回の模擬試験に向けて、受講生になにを取り組んでもらえれば成績が上がるか考え作成した資料や設定した勉強会など、私自身のアイデアで行ったことの効果が出て、成績が上がっているのを見るとやりがいがあるなと感じます。
今年度はこれまでで一番の高実績が出せましたが、<担当クラスの100%合格>を目指して来期も取り組んでいくつもりです。
堺支店の教務長として
入社4年目の11月から一支店の教務長として任命していただきましたが、自分では全く凄いとは思っておりません!
総合資格は入社した1年目の4月から担当クラスを持ちます。ある意味スパルタと言いますか、責任感は1年目から大きく感じさせられます。
私たちが1年目だろうが受講生にとっては関係なく、合格まで導かなければいけません。常に先輩社員から指導していただきながら、自分で考え動いていく必要があります。勿論大変ですが、こういった成長できる環境を与えてくれるのも総合資格の『若いうちから活躍できる』という言葉の通りだと思います!(^^)
自分の仕事をきちんと全うしていれば、年齢性別関係なく正当な評価をしてくれていますし、自分を見てくれている方がいて、今後にも期待していただけています。
自分が教務長になると決まった時はいろんな方から激励の言葉をいただき、嬉しかったのと同時に、身が引き締まる思いがしました。
今年の目標としては初めての教務長としてしっかりと堺支店として結果を出すこと。また、これまでとは違い、教室単位ではなく、支店単位で全体を見ながら講習運営を行う必要があるので、これまで以上に受講生とも密にコミュニケーションを取りながら合格へ引っ張っていきたいです。
川口 実歩
堺支店 教務 / 2020年度入社
学生時代は教員志望で大学は教育学部に進学。就職活動を続ける中で教育業界の福利厚生(休日・給与面)に関して不安を感じていた時に総合資格を知り、志望していた教員という立場に近い仕事が出来ることに加えて、不安な面も解消されたことが入社の決め手。休日はカラオケや友人とご飯に行くことが多いという。